このレビューはネタバレを含みます
中学生の頃に観た時は、退屈な映画でした。
[ジェームス・ディーンがキャベツ畑でふてくされている]っていう印象しか残っていません。(正確にはレタス畑でしたが)
改めてちゃんと観ると、ふたりの息子を持…
旧約聖書『創世記』のカインとアベルの話を題材にしたスタインベックの小説が原作。
父親のお気に入りの真面目で出来のいいお兄ちゃん、比べて疎まれていると思い込む奔放な弟。カッコつける、拗ねる、泣き叫ぶ…
スタインベックの原作小説はバカ長いので、手をつけるのも読み切るのも覚悟が要るが、新訳版でようやく面白さが判った。あの中から、ほんの一部分を“父と子の物語”として切り出したカザンは慧眼だが、話としては…
>>続きを読むジェームズ・ディーン初の映画出演にして主演のこの作品は、とても彼の魅力が詰まっている。
父親の愛を受けず育ったキャルの内に秘めた影や内向的な魅力が素晴らしい。特に大豆で稼いだお金を父親に受け取って…
A3.6
ジェームスディーン、孤独と哀愁漂う伝説的俳優。この映画はストーリー的に特に評価できないが、「理由なき反抗」は映画としても彼の演技も高く評価できる。この映画の次、そして10年後のジェームスデ…
父と子、
兄と弟、
様々な葛藤。
見飽きたはずだけど
つい観てしまうのは
音楽の力も大きい。
(スコア内訳)
配役…………4
物語…………4
序盤…………3
終盤…………4
台詞…………4
音楽…
旧約聖書のカインとアベルの物語を下敷きにしたジョン・スタインベックの同名小説を、「欲望という名の電車」「波止場」の名匠エリア・カザン監督が映画化した青春ドラマ。1917年のアメリカ・カリフォルニア北…
>>続きを読む父親に選ばれた息子と選ばれなかった(と思ってる)息子。案外面白かった。DVDなぜかオリジナル音声と吹替が交互に再生されて退屈しなかった。両方聞けてラッキー(?)ジェームズ・ディーンの終始そわそわして…
>>続きを読む動いて喋ってるジェームス・ディーン!
想像以上にずっと上目遣い!
主人公キャルは愛されたい思いがもう全身から溢れ出ていて、ジミー本人の生い立ちと勝手にオーバーラップさせてより切ない気持ちになる。
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