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ティアーズ・オブ・ザ・サンのぉゅのレビュー・感想・評価

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2022年 鑑賞 22-142-17
地上波深夜放送(吹替) にて
「トレーニング デイ」「イコライザーシリーズ」「エンド・オブ・ホワイトハウス」等のアントワーン・フークア監督による、内戦が続くナイジェリアを舞台に、ウォーターズ大尉(ブルース・ウィリスさん)率いるアメリカ海軍特殊部隊SEALのチームの、現地で医療活動に従事するアメリカ人女性医師のリーナ・ケンドリックス(モニカ・ベルッチさん)の救出任務を描いた戦争作品。スコアはつけられないと判断したため、遠慮させていただきます。

ー ウォーターズ大尉また生きて会いましょう ー
ブルース・ウィリスさんの代表作といえば、あなたは何を思い浮かべますか?「シックス・センス」?、「アルマゲドン」?、「パルプ・フィクション」?、「12モンキーズ」?、「フィフス・エレメント」?私はやっぱり「ダイ・ハード」が好き!特に1!3まで超好き!4.0以降は普通と普通以下かな... というわけで、当初は4.0になる予定だったと言われている作品を。社会派過ぎて「ダイ・ハード」ではなので、悪しからず。

ナイジェリアの内戦、フラニ族などが率いるムスリム・反米の反政府軍 vs キリスト教系イボ族率いて米国が支援する大統領が長軍。
ウォーターズ大尉率いるアメリカ海軍特殊部隊SEALとナイジェリアの村で医療活動に従事するリーナら医療チームとの対決から始まる...

“神の御加護を... ”
村に残る者、救出に向かう者。私やっぱり残ります、ヘリを1時間半遅らせろ、どんどん歩いて、少し休ませて、30分休憩、反乱軍の接近、どんな手を使ってもあの子を黙らせろ... ナイジェリアの内戦の構図のように、救出のチームの中でもウォーターズ大尉とリーナ医師の対立を描いている?

“嘘をついたのね 酷い奴 この悪魔 彼らはどうなるのよ? この嘘つき みんな死んでしまう”
処刑のシーンは、一斉に飛び立つ鳥で表現。まあそう簡単には... と思ったが、まさかの結果... 想像していたものとは違うな...

“引き返そう”
またまさかの展開!ウォーターズの良心の呵責に苛まれた? それともリーナ側に心移りか?本部からヘリが飛ばせないことを知る... 反乱軍の察知&追跡... 内通者なり、察知出来るモノの存在の有無を疑う... が...

逃亡ルート近くの村での反乱軍の残酷残虐行為... それを見たウォーターズたちは、それを見逃せず介入を決意!あと狙撃のシーン匠を感じる!まさに “一撃必中” を感じる!しかし、反乱軍の残虐さったらないね... 子を持つ母の乳房のみ切り落とす... もう子どもに授乳できないように...

村で休息のための野営を... 近づく反乱軍... まさかの内通者は... 難民に紛れた... 名乗り出た彼は...

“それはどういうことですか? 彼らは荷物ですか? 少しは力になって下さい! 現場の事情を考えて下さい!”
ウォーターズの判断、部下たちの意見を聞くシーンは本当に最高の会議!みんなで上に楯突いてやる!リーナだけでなく、避難民全員救助するぞ!って声が聞こえてくる。

“この男は死んだ 彼の死を無駄にしたくないなら一人前の男になって 部族をカメルーンへ連れて行け 腹に力を入れろぉ わかったかぁ!”
クライマックス銃撃戦。密林での戦いは神頼み...生きろ!生きろ!死ぬなーーっ!目を覚ませっ!ってずっと願っていた... そして、少しの沈黙と再びの銃撃戦。とにかく走れーーーーーっ!生きろーーーーーっ!と願うしかない... そして...

戦闘機とヘリコプターが見えた瞬間や、あの爆発、めっちゃ安堵したぁ。ラストの逆光スクラムのシーンなんて、感動シーンの象徴だ!リーナとウォーターズの関係もああ変わるのね。あの国境近くの草原に突っ込んで行ったウォーターズに言ったリーナの台詞で、まさかまさかって思ったけど、やっぱりそうなのね!って落ち着いた!ウォーターズとリーナ、リーナと避難民の人たちのようにみんなが繋がり合える社会のコミュニティが必要なんだと、この作品から学んだ。

「自由をーーー!」
ぉゅ

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