ビビ・アンデショーンが亡くなったということで、追悼の意味も込め彼女がイングリット・チューリンらと共にカンヌで女優賞を受賞したこの作品を鑑賞。
出産に関する映画もこの頃のベルイマンが撮ると恐ろしくも格調高く感じられ流石。(でも人によっては実際こんな恐怖感を覚えるものだろう)
台詞ばっかでも俳優陣の熱演と裁かる々ジャンヌばりのクローズアップの長回しで見入ってしまうのも流石。(毎度のことながら途中で演技ばかり見て字幕全然確認できなかったし)
でもカンヌで多数の女優に賞が齎された中でも、最も主役的に焦点が当てられたイングリット・チューリンとビビ・アンデショーンの働きが特に大きく作用していたように思えた。
あとここでチラッと映っていた赤ん坊たち、よく考えたら自分の両親より年上で今や還暦過ぎてると思うと不思議な気持ちになる。