土偶

ラ・スクムーンの土偶のレビュー・感想・評価

ラ・スクムーン(1972年製作の映画)
3.5
「勝負をつけろ」の原作を著者ジョゼ・ジョヴァンニ自身がリメイクをしたもので、時代背景をより強く感じた。
ベルモンド盟友グザヴィエ兄妹がミシェル・コンスタンタンとクラウディア・カルディナーレに代わることで、かなり不幸な幼少期から逞しく生き残る生命力が加わった感じがする。
目を引くキャラクターの洒落者の退場があっさりで、それはそれでちょっと残念だけど。

アメリカのチンピラたち、あれを再び描いてるのはやっぱりモデルがあったのかな…。(ジョゼ・ジョヴァンニ自身の人種感がどんなもんか分からぬが)
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