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17歳のカルテのkmgのネタバレレビュー・内容・結末

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

薬物とアルコールの大量摂取による自殺未遂を起こした後、精神科病院に入院したスザンナとその周りのみなさんのお話。60年代後半に精神病院で過ごしたスザンナが2年間の体験を綴った「思春期病棟の少女たち」が原作ということもあって、とってもリアルで重たい内容。

「まるで子どものようなただのわがままな怠け者は、自分で傷つけて壊そうとしてしまう。」みたいな話が出てきた時、はっとさせられた。でも、ちょっとまて、はっとした部分でもあるけど、でもさ、怠け者って自分が怠け者という自覚はないよね。わがままだって捉えられるのはごもっともなんだけど、当の本人にとっては自分自身がどうしたらいいかわからないってのが正直なところでもあるんだろうな。とも思った。そのぐらい見えてないし考えられないのかもなあ

アンジーの怪演ぶりは見事だった
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