鑑賞するのは二回目。一回目は、恐らく中学生の時で当時は精神疾患を患うと大変だな〜くらいに感じて、特に印象に残ってはいなかった。けど今観ると全然違った視点から主人公や周りの子達の葛藤、心の揺らぎをリアルに感じ取ることが出来て良かった。そしてアンジェリーナジョリーの、十代故の危うくて儚くて、美しいリサの表現にとても惹き込まれる！こりゃ主人公も皆も一度は惚れちゃいますわな〜。
当時の精神疾患への偏見はきっと今でも根強くあるもので、別に彼女達が異常なわけではなくその境界線は誰にでもあるものだと思う。ラストシーンで主人公が呟くように言った言葉、あれがこの作品が伝えたい全てじゃないかな。余韻がさっぱりしているところも良かったです。
