田島屋君

17歳のカルテの田島屋君のレビュー・感想・評価

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
3.9
ウィノナ・ライダーの魅力、アンジーの演技力、名言の数々。評価すべき要素は詰まっていましたが、微妙に薄味な印象でした。
正常者と異常者の集団がそれぞれいたとして、実際の所両者には大きな違いが見られないことがある。この時、その境界は周りも異常であることによって生温く居心地の良い異常な環境に甘んじているか否かである。これは様々なケースに応用できる提言のようには思えます。
「カッコーの巣の上で」とはまた違った面白さがありますね。
田島屋君

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