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グラン・トリノのtaiのレビュー・感想・評価

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
3.7
クリント・イーストウッド演じるウォルトは堅物で口が悪くて子供や孫達にも嫌われている。二人の息子とつきあい方がわからなかったと懺悔する。
朝鮮戦争で辛い経験をした。
人生の幸せも心の安らぎも感じたことがなく、過去の過ちを引きずっていて自分を許せない性格。

愛車グラン・トリノを隣に引っ越してきたアジア系移民ムン族のタオに盗まれようとしたことがきっかけで姉のスーと弟のタオと仲良くなった。
フォード車の72年型グラン・トリノはウォルトにとっては自分の分身みたいなもんで宝物、唯一人に誇れるもの。

タオを命をかけて守り、彼に愛車を譲ったのも彼を信頼できたから、身勝手な身内よりも自分がいなくなった後もずっと大事にしてくれるだろうと二人の絆が深かった。

グラン・トリノ、日本で言うとトヨタ2000GTか日産スカイライン2000GT-R あたりかな。いい車です。
自分の場合は、若かりしころカローラSRという2ドアクーペに乗っていたのを思い出した。今みたいに規制がなくエンジン音と加速のよさが心地よかった。
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