頑固で堅物で、おまけに人種差別主義者の老人、ウォルト。
妻に先立たれ、実の家族とも溝ができ、一人で寂しく暮らす日々。
そんな中で突然隣りに引っ越してきたアジア人一家、タオとスーとの出会いが偏見まみれの彼の考えを変えた。
戦争の恐ろしさや、人を殺めるということの罪悪感。
その全て経験してきた彼に、恐れるものはなにもない。
堂々と貫き通した、まさに背中で語る男の美学。
生き様と死に様、その全てを彼はタオに教えたのだった。
バイオレンスな作品かと思いきや、素晴らしいヒューマンドラマ。
やはり本物の漢は違いますね。
実は三回目くらいの鑑賞です笑
クリントイーストウッドの演技と、ラストの余韻が心地よく包み込んでくれます。
