アサミ

グラン・トリノのアサミのレビュー・感想・評価

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
4.8
イーストウッドがカッコよすぎてびっくりです。
戦争で心に傷を負った偏屈ジジイと隣の家に住むモン族の少年少女。
偏屈ジジイも不器用なだけで本当は優しい。
そういう様子が垣間見えるたびに心があたたかくなりました。

床屋のオヤジとの"男同士の会話"なんかもう最高です。
大いに笑いました。

またスーがとっても魅力的でした。
最初はただ粋がっているだけだと思いましたがとても利発的な女の子で。
彼女がいたからこそウォルトの人間関係が広がった。
そんなスーが痛めつけられた姿を見るのは本当につらくウォルトの気持ちを想像してはさらにつらい気持ちになったり。

どこかで分かってはいたラストシーン。
ウォルトは最後までウォルトらしく。
まさに男の生き様だったな、と。
熱い熱い涙が溢れました。

大好きな作品の一つになりました。
アサミ

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