以前からアマゾンで無料配信されていたが、クリント・イ―ストウッドの映画は終わりかたがとても疲れるものが多くて、観るのを躊躇していました。
たまたま今回フォローしている方や多くの方たちのレビューを読んで、これならと思い観てみました。
これは良かった。
頑固爺さんコワルスキ―(クリント・イ―ストウッド)
もしかしたら、自分の父親だったらたまんないなあという性格。
しかし、世の中よくあることですね、血が繋がっていることが全てではない。
隣のアジア人のタオ少年とは、とても親密な関係を築きます。
人種差別の言葉を吐きまくるコワルスキ―ですが、彼にとってそれは挨拶みたいなもの。
最近、言葉尻を捕まえて人種差別だ!って騒ぐ人が多いけど、かえって黙っているより言いたいことを言う方がスッキリするんじゃないかな。
タオ少年はものすごくいじらしい。
そのお姉ちゃんも可愛らしい。
終わり方はどんな結末になるんだろうとハラハラして観ていたが、意に反して(?)後味が爽やかでした。
あれで爽やか?と思うでしょうが、私にとってはとっても納得な終わり方でした。