『弧狼の血』の流れで、ずーっと気になっていた東映作品を、意を決して鑑賞したが･･･ラストの字幕に思わず息を呑み、とんでもない代物を見た余韻になり、こんなヤバい作品を作れた時代があったんだなぁと。
うむ、多くを語るといろいろと感違いされそうな気もするが･･･桜田門外の変、紀尾井坂の変、大隈重信遭難事件、星亨暗殺事件、安田善次郎暗殺事件、ギロチン社事件、血盟団事件、相沢事件、二･二六事件を、豪華なキャストでオムニバス的に見せる作品ながら、血盟団事件だけがメインの様に長い構成。
で、情念と共に、儚さが印象的･･･とだけ言っておきます。
そして、豪華なキャストは･･･若山富三郎、菅原文太、田宮二郎、高倉健、里見浩太朗、鶴田浩二、片岡千恵蔵、高橋長英、藤純子らと、圧巻。
中でも、若かりし千葉真一は、やはり新田真剣佑の父親なんだなぁと頷きまくった。
