生まれ変わりの物語。
カッケージジイが出てくる話。
かつての名声も薄れ、弟子に立場を奪われ、酒に溺れるミュージシャンが、ひとりの女性との出会いを通じて再起する。
ジェフブリッジスの歌声はとても魅力的で、仕草やセリフの一つ一つが粋。あと、やたら足長くてスタイル良くて驚いた。
映画としては、山が無いように感じた。着地点もあまり好きじゃなかったかな。
主人公バッドと、バーのジジイのウェインはとても魅力的なキャラクターなんだけれど、彼女のジーンや弟子のトミーとかに対して思い入れが持てなかった。
ロードムービーのような心地よさ、そしてじんわりとこころに染みるような主題歌など、十分な魅力のある映画だとは思う。