初見。字幕。
かつて大きな成功を収めたカントリーシンガー、しかし今や酒浸りの落ちぶれた過去のスターになってしまった。そんな彼の再生を追った物語。
転落したスターの典型例みたいな人です。クスリをやってないだけこの主人公はだいぶマシではあるが。
アルコール依存症によりライブ活動はなあなあで、楽曲制作もほったらかし。過去の栄光にしがみついて、なんとかしのいでる状態だ。
偶然出会ったシングルマザーと交流を深めることで、再生への道がぼんやりと見えてくる。
ジェフ・ブリッジスの渋みのある演技派は賞を受賞するだけあってさすがだし、要所で流れるカントリーミュージックもその音色が穏やかで心地いい。なんというか、黄昏感が良いですよねカントリーって。
ただ再生ストーリーとしてお決まりの流れという印象が強い。登場人物のタイプにしても話の展開にしても、典型的すぎて面白味が半減してしまった。
駄作じゃないけど一押しはしないかな。
登場場面は少ないがコリン・ファレルがめちゃくそカッコいい❗
外見がカントリーのイメージに凄く合ってる。あの髪型と髭の感じがね、ワイルドでいかしてる。