ほーりー

青い珊瑚礁のほーりーのレビュー・感想・評価

青い珊瑚礁(1980年製作の映画)
3.7
Amazonでこの映画を検索すると、作品を観たユーザが他にも観た作品が紹介されているのだが、ほとんどエロ映画なのでやっぱりそういう目的で観てる人が多いんだなぁと思った。

正直に白状すると、高校生の頃に下心でこのVHSを借りて観ておりました(汗)

ブルック・シールズの代表作であるエロチックな青春映画「青い珊瑚礁」。この当時はまだ14才。

航海中に火事が発生して父親と離ればなれになった幼い男の子とその従妹は、老水夫に救命ボートに助けられるがそのまま南の海を漂流する。

そうこうしているうちに無人島に流れ着く。子どもたちは水夫からサバイバルの知識を学び、次第に無人島に適応していく。

ある夜、老人は酔いつぶれたまま海に出かけて、そのまま還らぬ人になる。

やがて月日は流れ、二人は逞しく成長する。思春期を迎えた彼らはやがてお互いに異性として意識しだすようになる……。

南国の美しい映像に心が癒される。撮影監督は「天国の日々」のネストール・アルメンドロスだけあって自然を描くのが巧いと思った。

久しぶりに観るとハッとする場面があった。

この男女は幼くして遭難したため、性も勿論だが死についても全く知識がないまま成長してしまう。

島でドクロを見つけるのだが、それが何かもわからない。

大人になって久しぶりに老水夫の屍を見つける。あばら骨を見ながら自分の胸に手をあてて、同じような硬いものがあることに気づく。

そして昔自分が見つけたものが人間の成れの果てであり、死とはこういうことかと理解する場面が印象的だった。

■映画 DATA==========================
監督:ランダル・クレイザー
脚本:ダグラス・デイ・スチュワート
製作:ランダル・クレイザー
音楽:ベイジル・ポールドゥリス
撮影:ネストール・アルメンドロス
公開:1980年6月20日(米)/1980年8月14日(日)