じわじわ押し寄せるこの作品の良さ。
音楽をかけながらニューオリンズを車で走っているようなオープニングが燻し銀なセンス。
最初はなんなのこの話？ダメ男達のオムニバスなのか…？と思うような緩い始まり方だったが、ザックとジャックとロベルトのズッコケ(？)三人組と共にロードムービーを体験していくうちに、最後にはうっかりみんなが別れて欲しくないなぁ、と思ってしまっていた。
迷言の数々。
I scream. You scream. We all scream for ice cream...笑
あいつは宇宙人だからな、笑
ベタベタなロベルトを見るザックとジョンの目…笑
最後に洋服を交換する2人(あんなに喧嘩したのに名残惜しそうじゃないか！)笑
じわじわ来る笑い、嫌いじゃないです。
パターソンを作ったジム・ジャームッシュの初期作品と納得できる作品。
