『今なお色褪せない、映画的アニメーションの傑作』
東南アジア某国に派遣された自衛隊。武装勢力に包囲された危機状態で発砲許可を求めるも、答えは『こちらからの発砲は許可できない』という無情なもの。
そ…
「見る」神に対する「見られる」虐げられし者の反逆。
『攻殻機動隊』でもそうだったが、本作でも「見る」「見られる」の関係がテーマとなっている。両者には明確な力の差があり、後者は虚構の壁(それはテレビ…
このレビューはネタバレを含みます
押井守監督の戦争に対する論文のような作品。OVAの主役だった野明や遊馬はほとんど出てこず、後藤や南雲に焦点が当てられた作品で、また戦闘シーンが極めて少ないのも斬新だった。
高層ビルが立ち並ぶ都心に…
数年前のリバイバル上映の際、4DXで映画館で鑑賞した。純粋なエンタメ作品としては劇場版1の方が好きだが、この映画独自の、息苦しくなるような圧迫感、空気感がほんとに凄い。これから先も、何度も観るのだろ…
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