記録です。
ユスターシュ作品は常に二項対立がある的な解説がパンフレットに書いてあった。当然地理的・進路的もあるけれど、大と小も映画を通して対比が行われているように感じた。主人公が(意味もなく)暴力…
20年前に観たときの印象とがらりと変わった。
監督の記憶をそのまま焼き付けたような鮮やかさが印象的だったが、むしろ長年寄り添ってきた鬱屈のはじまりを、史料を扱うように丹念に記憶から取り出して再現した…
行き場のない鬱憤とか、権力に対して抵抗できない、する気もないのとか、性欲には抗えないところとか、その不器用さが愛おしい。世界が刺激に溢れていて、見るもの全てを吸収し行動に移す。あの頃の外の世界はやけ…
>>続きを読むおばあちゃん以外全員、諦念と窮屈さで目が死んでいた
暴力、性欲、持て余したものの発散の仕方がわからず導いてくれる人もいないまま、鬱屈として少年時代を過ごすダニエル
時代性が反映されてるんだろうけど…
大人になって思い出す、セピア色の少年時代をそのままパックしたよう。
リチャード・リンクレイター監督の6歳の僕が大人になるまでに非常に近いものを感じる。
6歳の〜が今の瞬間を切り取るというアプローチに…
ユスターシュの特集上映で。同じ日に『悪い仲間』39分、『サンタクロースの眼は青い』47分と一緒に見物。
語り口がどうの、冴えない登場人物の切り取り方がどうの、という前に、「ああ、これでは興行がうまく…
映像が豊かすぎて困る
カフェの仲間とのシーンめっちゃ好き
最後、原点回帰してて安心した
ノスタルジー漂いすぎて、ない記憶が蘇ってきた
ユスターシュの女に抱く幻想
ママと娼婦の片鱗がそこかしこに見えた…
© Les Films du Losange