まぁ郎

ルネッサンスのまぁ郎のレビュー・感想・評価

ルネッサンス(2006年製作の映画)
4.5
話よりも、近未来的なアニメーション映像に度肝を抜かれる
マッドなモノクロームの世界にどっぷり浸かれる、アートな作品

-ここから追記-

観た当時は気に入っていたはずなのに、話を思い出せない
そんな、モヤモヤとした思いを断ち切るべく改めて観賞

時は、2054年のパリ

カラス警部は、誘拐されたアヴァロン社に勤める研究員のイローナを探し出すことに

しかしそこには、アヴァロン社とイローナが商品化を狙う不死の薬が絡んでいた

ジョナス・ムラーと中田博士によって開発された不死の薬
それは、人間の尊厳に関わることもあり闇に葬られてきた

しかし、アヴァロン社とイローナは商品化を画策していた
不死の薬の開発者のジョナス・ムラーはイローナを誘拐することによって不死の薬の商品化を防ごうと考えた

イローナの行方と事の真相を突き止めたカラスが取る行動とは?

なかなかハードボイルドでフィルム・ノワールな作品だった

ハッキリ言って、好き
物凄い映像美だが、それ抜きにしてもストーリーもなかなか楽しめる

あの映像はやはり凄いと思う
モーションキャプチャーを駆使したソリッドで立体的な映像と、余計な物を削ぎ落としたモノクロームだからこそ出せる味わい深さ

この作品も、改めてお気に入り作品の一つです
まぁ郎

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