話よりも、近未来的なアニメーション映像に度肝を抜かれる
マッドなモノクロームの世界にどっぷり浸かれる、アートな作品
-ここから追記-
観た当時は気に入っていたはずなのに、話を思い出せない
そんな、モヤモヤとした思いを断ち切るべく改めて観賞
時は、2054年のパリ
カラス警部は、誘拐されたアヴァロン社に勤める研究員のイローナを探し出すことに
しかしそこには、アヴァロン社とイローナが商品化を狙う不死の薬が絡んでいた
ジョナス・ムラーと中田博士によって開発された不死の薬
それは、人間の尊厳に関わることもあり闇に葬られてきた
しかし、アヴァロン社とイローナは商品化を画策していた
不死の薬の開発者のジョナス・ムラーはイローナを誘拐することによって不死の薬の商品化を防ごうと考えた
イローナの行方と事の真相を突き止めたカラスが取る行動とは?
なかなかハードボイルドでフィルム・ノワールな作品だった
ハッキリ言って、好き
物凄い映像美だが、それ抜きにしてもストーリーもなかなか楽しめる
あの映像はやはり凄いと思う
モーションキャプチャーを駆使したソリッドで立体的な映像と、余計な物を削ぎ落としたモノクロームだからこそ出せる味わい深さ
この作品も、改めてお気に入り作品の一つです