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ザ・スパイダースの大進撃のbluetokyoのレビュー・感想・評価

ザ・スパイダースの大進撃(1968年製作の映画)
3.0
コンサートシーンもあってなかなか楽しい。ちょっとサスペンスホラーみたいではあるし。しかも、結局、事件とスパイダースの面々は無関係なのだ。
これが、なにやら個人的に関りがある、となると、白けてしまうだろうな(映画としては学芸会みたいだし)。ストーリーはほとんどない。

簡単にあらすじ。
海外公演から飛行機で帰ってきたスパイダース。堺正章はタンバリンを買ってご満悦。その姿をじとーっと見つめワンレンロングの若い女。
堺正章と井上順が気付くも、熱心なファンだと思うばかりで気にしなかった。

メンバーの一人の持つ楽譜の入ったアタッシュケース。一方、怪し気な男の持つアタッシュケース。その二つがそっくり。ファンでごった返す空港。その混乱で、それら二つのアタッシュケースが入違ってしまった。

堺正章と井上順は一緒に住んでいるみたい。井上順がガムテープで口を塞がれて部屋を荒らされた。他のメンバーも頭を殴られて気絶させられた挙句に部屋を荒らされた。
不審なことが続くので、ホテルに移動して缶詰生活。

そのホテルのラウンジのカンターにもワンレン女が座っていて、じとーっと見詰めている。

ステージ上の楽器のケース?から死体が出てきたりする。
タンバリンを狙う一味とアタッシュケースを狙う一味がぶつかるから。
警察も動き出す

物騒な東京を離れて鹿児島のコンサート活動へ。ところが、そこにもワンレン女が現れたりする。事件は続く。

東京に戻って、一計を案じ、車で、怪しい一味を二つともおびき出して、警察が捕まえた。

他愛のないストーリだけど、まあ、狙っている怪しい一味が、同時に二つというのが面白いのかな。
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