HOLYDAY

時をかける少女のHOLYDAYのレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
4.3
細田守監督作品。

ポストジブリと謳われている、彼がスタジオ地図を設立する前の作品。


時をかける≒タイムリープ

過去に遡れる。

理科実験室でたまたま転倒したまことから手に入れた力。

高校生らしい、お小遣いやカラオケ、友人の恋。

そして事故。

過去を書き換え、自分の都合で生きてみて。


自分が良い目を見てる分、悪い目を見てる人がいること。


罪悪感を感じ、友達のために頑張ってみたり。


なんでも試して。とにかくやってみて。


でもなかなか上手くいかない。


失敗まみれ。

千秋の事を知り。自分のやってきた事の全貌を知る。


やってみて、食いついて、見えてなくて失敗して。そやって培われた経験から。自分の身の振り方をいつもと同じようなパターンから変えると。


全然世界が違う!!


早起きしただけ?プリン食べただけ?家庭科の班代わっただけ?


1度目は分からなくても2度目なら気付けるように。



気付き それを一日戻るだけで実践して。

失敗なんてなかったかのように過ごす。


でも、まことの時間軸を追うと、誰よりも失敗してる。なかったことにはならず、その経験をベースにやり直しています。



ハリウッドの、大好きなアバウトタイムという作品と内容はリンクしてきます。


映画を通して伝わってくる感動も、同じものがあります。


ラストは冒頭と同じキャッチボールに戻る。しかし、沢山の経験で溢れた、未来から来た、まことの表情や言葉振る舞いは、出だしとまるで違う。


あれをしなきゃ、これをやらなきゃから。


さらに一歩抜け出た。


心地よくバランスのある状態へ流れていく。


アニメから学べることも沢山ありますね。


そんな映画の監督は細田守。

彼のスタジオ地図設計前の作ひ、、。


あれ、タイムリープしてね?(゚Д゚)
HOLYDAY

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