よりとも

時をかける少女のよりとものレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
3.0
□見たきっかけ
・フィルマークスのレビューが高かったのと、有名な作品だから

○良かったところ
・背景の美しさや滑らかな動きなどのアニメーションとしてのクオリティが高かった。
・仲里依紗の声が自然でキャラに合っていた。
・自分が幸せになることでどんどん周りが不幸になっていくところはハラハラした。

△気になったところ
・タイムリープをする方法が謎。助走しなければいけないの?あの時に戻りたいと思えばいいの?仕組みがよく分からない。
・タイムスリップできる道具を木の実型にする未来人のセンスが謎。
・こうすけの存在が必要なのか疑問に思った。特別な関係のはずなのに蚊帳の外感が否めない。
・ちあきに会いに全力疾走する主人公の長々とした横顔シーンが謎。スピード感もないし、何の時間?と思った。
・おばさんがタイムリープについて悠々と語るのが違和感。普通信じないでしょ。
・未来人というのは面白いにしても、その背景や人間性についてほとんど描かれておらず、安っぽいSF感に苛立ちを感じた。
・最後に主人公がなりたいものを言わないまま終わるのはいかがなものか?
・SFと恋愛がどれも中途半端で、もやもや感が残った。主人公もたいして成長するわけでもなく、何を伝えたい作品かわからなかった。
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