ニャンおっ太

ハーダー・ゼイ・カムのニャンおっ太のレビュー・感想・評価

ハーダー・ゼイ・カム(1973年製作の映画)
3.0
2トーン以降のソリッドなSKAは好きだったけど、レゲエ草ボケレイドバック感が苦手で、この映画も日本オンタイムで観たけど魅力ゼロ感想だった。けれどそれからいろんな世界各地のエスニック感溢れる映画に触れ心揺さぶられた後、苦手なヤーマンも許容出来るかなって再鑑賞。ジャマイカ版「黒いジャガー」な評価あるけど微塵も要素ねえじゃん。ドラマ盛り上がるまで時間掛かるし荒くてグダグダなのはご愛嬌。でもこの緩さが心地良いのかな。共感には文化への傾倒が必須だけれども、パンクと初期レゲエの親和性が改めて理解出来たかも。最大のアゲアゲシーンは、Big Audio Dynamiteがサンプリングした台詞のとこ。リマスターじゃないオリジナル映像が雰囲気倍増な貴重なアーカイブ提供してくれたカルトムービーマニアの後輩にビッグサンクス&リスペクト(ヤーマン風感謝)