ウクレレまさあき

ハーダー・ゼイ・カムのウクレレまさあきのレビュー・感想・評価

ハーダー・ゼイ・カム(1973年製作の映画)
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📀📀📀「レゲエ・ムービー・コレクション DVD-BOX」をdisk union池袋店で見つけて、ちょっと高かったけど即買い。ずっと観たいと思ってた。
この映画、公開当時にPARCO劇場で観てる。レコーディングシーンと結末しか覚えてなかった。
で、気楽に観始めたんだけど、当時の🇯🇲ジャマイカの世相やリアルな生活を目の当たりにして、ちょっとビビった。🧎🏻正座して観る感じ。

真剣に売るな。アイツは扱いにくい。

アイヴァンは、田舎から成功を夢見て上京。早々に荷物を盗まれ、訪ねた母親は貧困、職は見つからず母親のコネで教会の世話になるが、根っからのルード・ボーイ、クビになる。レコーディングするも、プロダクションがマーケットを握っていて、結局安く買いたたかれる。大麻のディーラーになるも、組織に上がりを取られることを拒否し、繋がっている警察と揉めて発砲。お尋ね者となる。ニュースとなることで曲がヒット...

あの目つき。ジミークリフがただのチンピラにしか見えない。共感出来ず、自業自得な展開はある意味リアル。ベースとなる事件が実際にあったことをメイキング映像で知った。曲が良いだけに微妙。
昔行ったキングストンを思い出して、いろいろ感慨深い。

💿 In Concert: The Best Of Jimmy Cliff 聴いてる。
次は『カントリーマン』