超空間コベ

マッドボンバーの超空間コベのレビュー・感想・評価

マッドボンバー(1972年製作の映画)
4.0
…濃い。静かに濃いィ名作だと思う。(笑)
“ミスターBIG”こと、バート・I・ゴードン監督の異色作。

爆弾魔に、“ライフルマン”こと、チャック・コナーズ。
強姦魔に、“悪魔の沼”の、ネヴィル・ブランド。
刑事に、“ベン・ケーシー”こと、ヴィンス・エドワーズ。

「お前らが世の中をダメにしてるんだ…!」
正義の怒りに満ち満ちた、四角い顔の爆弾魔。

「ゴミを捨てるなブタめ!ポケットにしまえ。気持ちイイだろ…?」
「特売日は今週中だろう?一週間は土曜日で終わりと決まってるんだ!」
「目を見て話せ!私はケダモノか?ん?」

…ふぅ、やれやれ。今日もブタ共のモラルを正してやったぜ。
さあ、外からヒョイと覗ける様な部屋で、爆弾を鋭意製作するぞぉ。♪
それっ、盗んだバイクで走り出せ!←←←(笑)

で、コイツの犯行現場を見た唯一の人間が、当時自らも犯行真っ最中だった強姦魔。☆

事件担当の刑事は、爆弾魔を割り出すために、まず強姦魔を追うことに。
この刑事がまた、手段を選ばないダーティハリーでしてね…。

おとり捜査でひっかかった男をボッコボコの血まみれにしたあげく
「コイツじゃない…!」とか。
結果、しょっ引いた強姦未遂犯で溢れかえる署内。(笑)
「訴えてやる!」と息巻いた輩共の、襟を締め上げて黙らせます。

その甲斐あって、ようやく捕らえた強姦魔。
弁護士だの黙秘権だのウダウダぬかす変態野郎に、拳銃を突き付けて協力を強要。
かくして出来上がったモンタージュ。四角い。四角いぜ!□□□□□(笑)

そしていよいよ、爆弾魔と強姦魔の変態頂上決戦に、終止符が打たれる時が来たのです。
自ら撮影した、自分の奥さんのポルノ映像でハァハァしている強姦魔の元に、忍び寄る爆弾魔の影…!☆
…このシーンがね、もう素晴らしい。(笑)

爆発で肉片を飛び散らせた死体とか、妙な所に拘りが感じられます。

あと個人的には、こじんまりとした音楽が、静かな狂気の世界にマッチしていて、お気に入り。♪