2021年142本目の作品。
劇場公開から20年ぶりに鑑賞するも、全く色褪せることのない名作。バレエを踊る時の表現力、時折見せる子供っぽいあどけなさでジェイミー・ベルが魅せる演技無くして、これほどまでに成功しなかったかもしれない。
踊りたくても父の反対で壁にぶつかり、バレエに対する情熱を抑えられない時、街を駆け巡り身体のおもむくままに踊り続けるもトタン壁にぶつかり苛立ち、父と重なるシーンが印象的。
また、全体の空気感が軽やかなポップミュージックで彩りながら、最後の重厚感のある白鳥の湖で一気に鳥肌が立った。