パットン

リトル・ダンサーのパットンのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
3.7
20211126
炭鉱に働く父と兄、既に亡くなった母、年老いた祖母と暮らす主人公の少年。
父に従いボクシングを習っていたが、体育館の隣でレッスンしてるバレエに惹かれて父に黙って習い出す。
バレエの先生は同級生のお母さん。
彼女は彼の才能に気がつきロンドンの学校を勧める。
ほどなく兄や父にバレて猛反対を受けて断念しかけるが先生の説得やバレエに対する思いで続けて、父の前で踊ってみせる。
父も息子のダンスに感じるものがあり、一転応援に転じる。
ダメかと思った試験に合格して、見事入学を果たす。
親友でゲイをカミングアウトしたマイケルとの別れ、家族との別れ。
炭鉱町のうらびれた寂しさが郷愁を誘う。
15年?後、父と兄は息子の晴れ舞台を観るためロンドンに。
彼は見事なバレエダンサーとなっていた。
少年時代のダンスは素人っぽくてお世辞にも見事とは言えないところが逆にダイアモンドの原石的な感じを彷彿とさせる。
ゲイのマイケルは可愛い❤️