なすび

リトル・ダンサーのなすびのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
5.0
ブワァぁぁ…溢れる涙が止まらない、後半事あるごとに泣いてしまう。単なるいい話でなくピリピリした厳しさが随所に散りばめられているところが素晴らしい名作。心にしっとり染み渡る。

父親の描き方が特に良くてもう後半は父親見るだけで泣いてしまうレベル。地元や家の中ではあんなに怖く見えていた父親が、一歩外に出ると途端に小さく見えて田舎者感半端ないんだけど、息子のために一肌脱いだその決意や覚悟にむしろ気付かされる。息子の将来のために頑張って毎日働いて晴れ舞台を見に行く日の父親、白髪混じりになった姿本当に泣かされます…

なんか急に自分も家族を作って子どもを持ちたいと思いました。ビリーを見ていると夢に向かって頑張る子どもって本当に心から応援したくなるんだろうと思ったし、自分の夢は叶わなくてもどれだけ辛い仕事をしても、子どもにだけは夢を叶えさせたい美味しいものを食べさせたいと思って頑張る人生も素晴らしいんじゃないかなと思った。

マイケルのゲイであることの描き方もすごく良かった。ほっぺにキス返しはきゅんとする、、、

お兄ちゃんのI miss youもお婆ちゃんの最後のぶっきら棒な別れ方も大好き、大好き

もちろん主演のジェイミーベルの演技やダンスはすごい、パワーが溢れてた!

スティーブンダルドリー監督の演出めちゃめちゃ好みなので他の映画も見てみようと思います。とにかく「リトルダンサー」は最高でした、もしいつか自分に家族ができたら一緒に見たいな


てかイギリス北東部の訛りたまりませんんんんんんんん
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