ひろゆき

リトル・ダンサーのひろゆきのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
3.6
銀幕短評(#400)

原題「ビリー・エリオット」
2000年、イギリス。 1時間51分。

総合評価 72点。

(おまけもみてね)

あのね、ささやかに記念したい400本目であるところ、みなさんの評価がとても高い(がために、数少ない “観たい映画リスト” に入れておいた)のですが、この映画は乗れなかったですね。乗れそうで乗れなくて、もどかしい。「ジョジョ・ラビット」のように。ウスい、ちょっとずつ 何もかもがウスい、わたしの感性がいちばんウスい。音楽がよかったのと、友だちの男の子がよかった。ビリーよりもよかったな。

(おまけ)

さて恒例のおまけの記録(索引)です。300回「もうひとりのシェイクスピア」までさかのぼるので、そのときの文を一部引用しましょう。

今回で連載 400本(残念映画をのぞく)を迎えました。パチパチ。
100本目までは 矢のように速く、200本までは 大きく失速し、そこからまたスピードアップして この 400本目に達しました。再加速の理由は、もちろんフィルマークスへの参加です。

ここには とんでもなく多くの映画を観ているかたが大勢いる。映画に取り憑かれている。といっては しかられますが、ほぼちかい。それに触発されました。あのひとの あのハイペースに着いていこう、あのコメント量をめざそう、と。

そのなかで、どうせならじぶんの個性、スタイル、ボイス(語り)を作ろうと考えました。つまりゲームのルールを作ろうと。いままでの回次で いくつか触れてきましたが、おおむねつぎのようなものです。

・長すぎず 短かすぎない文章量とする。(#240、あまり守られませんが)
・映画のストーリー、機微にできるだけ触れない。(#191)
・短評ながら、起承転結を置く。(#166)

つまり定型化(たとえば俳句のように一定の型にはめること)によって、じぶんのスタイルがでるだろうと考えました。自分の か細いボイス(語り)が もっとも響くようにと。

そして最後に付け加える “型” は、隙あらば 「映画に直接には関係しない自分のメッセージを まぎれこませる」ことです。

100本ずつの区切りとして、この最後の型、つまり雑文が織り交ぜられた投稿回次を整理して、じぶんの利用に役立てることとします。下に回次、映画表題、雑文内容を列記します。では、

398「こんな夜更けにバナナかよ」、夫婦で映画
397「心と体と」、夢で もしあえたら
394「わたしの若草物語」、かけもちデート *
393「37セカンズ」、障害とハンディキャップ *
392「チワワちゃん」、総エネルギー量一定の法則 *
390「2人のローマ教皇」、無神論 *
389「FRANK」、得手と不得手
386「ブタがいた教室」、ディベート
384「リリィ・シュシュのすべて」、いじめと差別 *
380「エブリデイ」、Aの生き方とウジンの生き方
374「ビューティー・インサイド」、恋愛について *
372「インスタント・ファミリー」、里子と里親
-「あなた、そこにいてくれますか」、ゴキブリ体操
371「ティモシーの小さな奇跡」、親の期待 *
370「僕と世界の方程式」、整数論
367「プレステージ」、ライバル
366「帝一の國」、マンガ原作の映画
364「フォードvsフェラーリ」スキー、ゴルフ、ドライブ
361「死ぬまでにしたい10のこと」、10のこと
359「新聞記者」、仕事の大義 *
-「ノスタルジア」、潮時
358「ブエノス・アイレス恋愛事情」、地球儀アプリ
354「カンパニー・メン」、職業あるいは仕事 *
352「オアシス」、幸福について *

と思ったら、350回の「放課後ソーダ日和」で 300回からの索引を すでにつけていました。わたしはマメだなあ。時間があまったので、がんばって書いたのに*をつけます。

つぎの目標は 500本。いい映画をたくさん観て、気持ちいいおまけを付けたいなあ。
ひろゆき

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