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リトル・ダンサーのwarderbrothersのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.0
ー感想ー
全ての感情、エネルギーをダンスに!

『フラッシュダンス』そっくりなオーディション。緊張感と情熱が言葉を介さずにビンビンに伝わってくるところがほんと似ています。

親子の絆ものはやはり心打たれますが、それ以上にイギリスの労働者階級の問題をガッツリ扱っていて勉強にもなった。

幼いビリーにも理解できるほど差が歴然としているんですね。


ー考察ー
『フラストレーションの矛先』
人はフラストレーション、ストレスからは避けられません。生きていると絶対に不満やイライラは溜まっていくものです。
ですがそれを吐き出す先、吐き出し方次第で人生の良し悪しがある程度決まってしまうのではないかと思うのです。

たまった不満、イライラをボクシングなどの格闘技に向け、勝利を勝ち取り金を稼ぐ。
複雑に入り組んだ感情をダンスで表現する。

こういったフラストレーションの矛先を、社会的にも評価されるものに変えることができれば、生きる力が身についていくのではないかと私は思います。

私の場合はたまったフラストレーションを映画鑑賞で発散し、その先に何かあればいいのですが、、、今のところは何もないですね。

いつか映画検定受けてみようかな。
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