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リトル・ダンサーのyusukepacinoのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
3.6
ストライキに揺れる炭鉱。息子に男らしいボクシングをやらせたい父と女っぽいバレエに魅せられる息子。反対する父と反発する息子。その構図がキーになる。素敵なコーチとの出会いにより変わっていく親子。ついに不安を胸にロイヤル・バレエ学校の面接に挑むまでになる。結果を待つ家族のドキドキ感と心配した表情にグッとくる。特におばあちゃんの表情が好き。子役のジェイミー・ベルが随所に見事なダンスを披露しており、『リタと大学教授』でマイケル・ケイン相手に印象的な演技をみせていたジュリー・ウォルターズもコーチとして時に厳しく時に優しく少年を見守り指導する良い演技をみせてくれている。

先日観た『カセットテープ・ダイアリーズ』や『フラガール』もこの系譜なのだろうか。
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