リトル・ダンサーのネタバレレビュー・内容・結末

「リトル・ダンサー」に投稿されたネタバレ・内容・結末

群像劇が群像劇としてこれほど成功している映画は珍しい。つまり、この映画は表向きは主人公がバレエを通して成長していくだけのシンプルなサクセスストーリーだけど、その裏にはそれを見守る大人たちの有り様というものが明らかに大きなテーマとして描かれていて、そういう大人たちというのは、いわば主人公になれない、外縁の、場合によってはもう成功する運命を持たない人たちの姿だ。そういう大多数の人たちが多様な価値観の中で何を思い生きていくのかというドラマが一人一人鮮烈に描かれている。
シンプルな作品で面白かった!!
し、色々な社会問題も前向きに取り扱ってて好感が持てた!

男性はこうあるべき、女々しい、とかを「自分はこうしたい!」の力強いパワーで押し進む展開は嬉しかった。家族の協力を得られるって本当に素晴らしいことだなって泣いた。
そのプレッシャーに日和るのも主人公の年齢や家族を見てる主人公的には相当重いものなのが伝わってきて勇気を貰った。

オカマと呼ばれた友人も、ありのままの自分になることが出来て良かったなあとまじで泣いた

唯一主人公の兄がちょっと観てて心苦しかった…あんな真っ正面から弟の才能持ち上げられて自分は…ってならんか…???強く…幸せになって欲しい…
ストーリー展開はすんなりな印象でした。バレエがテーマだけど割と地味で泥くささを感じる作品。
単純な感動だけで終わらせない、色々な要素を含んでくるあたりにイギリスっぽさを感じつつ。
ユーモアも感じるが常に不穏な空気がつきまとい、子供が夢を追いかけるそばで大人には夢もへったくれもない現実がある。時々、大人の目に現れる悲哀が何とも言えない。
はばたく子供と地下に潜っていく親。その対比が切ない。
ラスト、酸いも甘いも経験したようなすっかり成長した主人公が、夢破れた大人たちの夢を背負うかのように大舞台に踊り出るのは感動しました。
台詞メモ:"俺たちに未来が?"
シンプルで分かりやすいストーリー展開。

偶々ボクシングジムの隣でやってたバレエ教室に目がいき、魅せられてしまった少年ビリー。

今よりもっと性差別が激しかったであろう当時。男はボクシング、女はバレエと決められていたんだろう。周囲誰1人としても認めてはくれない中、先生だけは違った。早くに母親を亡くしてた彼にとっては恩師であると同時に、母親の愛情に似たものも感じていたのだろう。

どうしようもなく頭ごなし対応の父親が、ビリーの上達したダンスを見て「11歳のビリーには未来がある。」と、頑なにストライキ参戦していた炭鉱の仕事に復帰したり、母の形見を質屋に売りに行ったり、はたまたマリファナを隣のベッドでやってるろくでなしの兄も、別れ際のバスで「寂しいよ。」と告げるシーンには泣けた。

始めた当初から喜怒哀楽、全ての感情を表現していたビリーのダンス。ラスト、トレーニングを積んで成長したダンスをもっと見たかったな。

「白鳥の湖」はもちろん、「ロンドン・コーリング/ザ・クラッシュ」「コズミックダンサー/T・レックス」等の往年の名曲達が流れる。
家で観てこんなに泣かされる映画初めて、、

あんなに腐ってたお父さんが、息子のダンスを見て、
11歳のビリーには未来がある、俺たちにはない。
って言って、必死になってお金集めて…
いいお父さんじゃん。

それに気付けきれてないビリーは面接でも危うくなっちゃうけど、最終的にはビリーとバレエの関係性が勝った

一個人の中でも”好きなこと”が見つかったあとに現れる変化は劇的だけど、そのキラキラした変化って周りにも強く影響を与えられるんだなぁ

そしてお父さんに見られたのが上達したときで良かったな、やっぱりある程度実力が上がらないと本気度って伝えることは出来ないんだな
like electricity
あーここに尽きるなぁ。痺れる。
イギリスの曇りがかった感じとか、当時の炭鉱員の陰鬱とした空気、そのなかで協力者を得ながらダンスに生きる彼が瑞々しい。
反発してロックをタップするシーンも好き。
あとはとにかく父子関係。ラストの白鳥、ステージでの第一歩とその跳躍はいつ観ても心が震える。
主役のジェイミーくんが
生き生きとしていてキュート。
そしてラストシーン、、何度も見返してしまった。大好き💕
なかなか自分では観ない、優しい映画だったけれど、オススメして貰って鑑賞。

なぜか、古い映画の印象だったけれど、意外と2000年代だった。

自分の気持ちに素直。怖い時は怖いと言う。友達には優しい。ビリー少年の真っ直ぐさが眩しい。

最初は、少し苦手な感じかも…って思ったけれど、クリスマスの夜にビリーがお父さんにダンスを見せるシーンにおぉ…っとなり、そのまま最後までじんわり感動しながら終了。

たまには優しい映画も良いな。
天才少年ダンサーが親の反対にあいながらもバレエダンサーの道を歩む話としか知らなかったけど、出て来るキャラの背景がかなり複雑でめちゃくちゃ見応えあった。

むしゃくしゃしたビリーが放つ「先生の失敗人生を僕に押し付けるな!」って台詞は重たいわ…。

「ビリーには未来をやりたいんだ」って親父が泣き崩れるシーンと、兄ちゃんの「お前がいないと寂しいよ」のシーンはグッときた。ビリーがロンドンのオーディションに行くための資金を得るために亡妻の遺品を売るシーンは身につまされた。
資金工面の仕方がご都合的な展開じゃなくて、息子の未来のために大事な思い出を手放すという代償を伴ってるのが重くて、それ故にその後の展開にも深みが出ているのが素晴らしかった。

ラストシーンもめちゃくちゃよかった…。
出来れば観客席に先生もいたらよかったなー。
確か日本公開時の邦題はリトルダンサー。
はじめて観た時にイギリスの労働者階級というものをなんとなく理解できた様な気がした。
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