幼少期のベルリンでの生活を回顧して、なぜニコはずっと一人で死のイメージと歩んでいたか、ようやく理解できた気がする。忘れられた落ち目のスター扱いだったけど、ヘロインにまみれつつも特に晩年は真にアーティストとしてそれなりに穏やかに暮らしていたみたいだ。
彼女を讃え続ける祖国の叔母と、息子アリも出てくる。アリはあまりにもドロンに似ている…怖いぐらい。
やっぱりジムモリソンとのエピソードが最高だな。「ニコは毎晩寝室にジムの写真をもっていって、蝋燭を灯して手を合わせていた。彼はまだ生きていたのにw」ってVIVAが言ってた笑 もし本当にパメラと離れている間にジムとニコの真剣なロマンスがあったなら、これはかなり涙ぐましいかもしれない。
ヴェルベッツのジョンケイルが歌うfrozen warningsには泣いてしまった。