masayaan

アイアンマンのmasayaanのレビュー・感想・評価

アイアンマン(2008年製作の映画)
3.5
学生時代にデートで見て以来の再チャレンジ。当時は「映画選び失敗したよートホホ・・・・」という感想しかなかったけれども、そのテンポの良さという点においてのみ、けっこう楽しめた。『ダークナイト』と対比して「楽天的」、ということがよく言われるし、それも分からなくはないのだけれども、西部劇以降の(男子のための)アメリカ映画、という枠組みで見れば、これこそすげー王道のキャラクターにも思えるわけで、実際は楽天的というより先祖返り的な「単純」かなと。

トニー・スタークの「転向」にしろ、某キャラクターの「陰謀」にしろ、よくこれを1億ドル以上もかけて世に送り出せたなーというほどの既視感マシマシで、その単純さに驚愕。「われわれが従っている現実の世界の倫理とは別のオルタナティブな倫理」を垣間見せてくれるのではなく、あくまでもそれに忠実というのが(最近の話題で言えば)SMAP的だし、世界警察アメリカが叶えられなかった夢を「代行」してくれるヒーロー像って、それはそれですごいさもしいなーとおもいました。