個人的にはハマらなかったけど独特の世界観、ブラックなユーモア、カメラワークのない固定された映像、などなど、印象的なシーンもたくさんある映画だった。
悲喜こもごも、いろんな理不尽や不条理に振り回され…
コメディということだけど、いつもながら全然笑えない。せいぜい30分に一回ぐらい脱力笑いが出ちゃうぐらい。
なんかみんなしんどそうで、顔色も悪くてこっちまで具合悪くなりそう。
あの女の子はどんな意味あ…
「実存を省みる枝の上の鳥」からやってきたけれど、脈絡がないならユーモアがもっとないとちょっと見ていられない感じがあった。主題がもし資本主義やヨーロッパ社会全体への批判だとしても、ちょっと象徴するもの…
>>続きを読むまたまた引き続きロイ・アンダーソン監督作品。
三作品目でも面白さは分からず。でもなんか観ちゃう。そんな魅力のある世界観を生み出せるロイアンダーソン監督が、いつの間にか好きになってました。
タイトル…
このレビューはネタバレを含みます
二作目にしてわかったけど、この監督苦手だ。
要素要素では良くわかる。白塗りとか、人物の動かし方とか、舞台みたいな作品は好き。
美術はジャックタチのような壮大さもあるし、脚本は宗教&哲学&不条理系だ…
どこかの惑星という設定。
不条理で不可解な世界。
同じ所へ向かう車の渋滞。
鞭で撃たれながら歩く人の列。
詩を書いていた優しい息子は精神を病む。
息子のため保険金当てに自分の家具店に放火する男。…