シンゴジラがLIVE ZOUNDで上映するので久々に観にいく予習として
シンゴジラを産んだ人物、岡本喜八監督の作品
そして、彼の作品を
激動の昭和史 沖縄決戦
日本のいちばん長い日
独立愚連隊
と観てここに辿り着きました。
昔、大学の授業で観た記憶はあるのですが正直その時は忙しかったり、授業で観る映画ってことで寝てしまったんですが
そんな自分を本当にぶん殴りたい。
もう人生ベスト級にパワフルでバカバカしくて哀しくて最強に面白い。
春日太一さんが本作について語った時
戦争体験者の岡本喜八監督は
自分が狂ってしまうから、そうならない為に、戦争をコメディと思うしかなかった。
と言っていた。
それを知っているとより一層この作品が味わい深くなる。
基本、活劇的アクションとミュージカル、超絶くだらない下ネタの嵐で楽しい映画なのだが
そこに確実にある異常な空間、圧倒的な死と絶望。
そして、それが一気に大きな波として襲ってくるクライマックス
。
凄すぎて開いた口と涙腺が塞がらない。
この映画を観ないで戦争映画を語ろうとする、日本映画を語ろうとするやつは馬鹿だ
