血と砂に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『血と砂』に投稿された感想・評価

元あった文脈から切り離して全く異なるような文脈に何かを置くこと、いまふうに言えばサンプリングめいたものが良くも悪くも際立つのが岡本喜八という監督だと思うが、特にこの作品はそれが強い。
真栄田

真栄田の感想・評価

3.5

好きなシーンは沢山有ったし、好きなキャラも沢山居たんだけど
トータルで観ると、少し散漫な印象
もうちょいキャラの人数を絞って欲しかったっす

ザックリ言うと
『独立愚連隊』シリーズをシリアス成分強め…

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岡本喜八監督ならではのテンポ感によって、コミカルな世界観と重苦しい現実世界が上手く噛み合っていたように思う。
あの最高に楽しいオープニングからは想像もつかないラストの余韻。
かも

かもの感想・評価

3.8
ゼミで見た。凄いものを見た。最初に要らないとされるのは文化(音楽)かもしれないけど、人の心に最後まで残り続けるのも文化(音楽)だと思う
「聖者の行進」が流れると、
若者の屈託のない笑顔と悲愴な泣き顔が交差して浮かび大変辛い。

310万人もの戦没者。
勝ち目のない戦争を止める機会はなかったのか。
悔しくて仕方ない。
KMAY

KMAYの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

とになく聖者の更新が耳から離れなくなる。

キャラ立ちが素晴らしい。
心優しい問題児の小杉曹長、冷たく厳しくも人間味のある良い上司の佐久間大尉、気の短い板前犬山、一途な慰安婦のお春、雨の中の楽器を案…

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たく

たくの感想・評価

3.9

第二次世界大戦の北支戦線で、中国軍と壮絶な戦闘を繰り広げる曹長と軍楽隊を描く岡本喜八監督1965年作品。血なまぐさい戦場に流れる軍楽隊の「聖者の行進」というシュールな絵に同監督の「ジャズ大名」を連想…

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春

春の感想・評価

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点数つけるのは難しくて、いまはこれで・
U-NEXTに戻ったので『太陽を盗んだ男』とレトロ作品二本立て(めちゃくちゃ疲れた😓)

偶然にも『太陽を一』のバスジャック犯が
この作品の葬儀屋さん役で出演…

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正義感ゆえに左遷された軍人、従軍慰安婦、料理人、反戦家、そして音楽学校の生徒。絶対に出会うことはなかった人々を戦争が引き合わせ戦争が引き裂く悲劇。
観終えた後のこの気持ち。何と言い表せばいいのだろう…

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ギズモX

ギズモXの感想・評価

5.0

【聖者の行進】

殺伐とした戦場に陽気なブラスバンドが響きわたる、ユーモアとアナーキズムに満ちた岡本喜八監督、三船敏郎主演の戦争映画。
激戦地に赴いたアウトロー熟練兵が少年音楽隊を率いて基地の奪還と…

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