とんちゃん

テキサスの五人の仲間のとんちゃんのレビュー・感想・評価

テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)
4.0
今日は毎年恒例の一大イベントであるポーカー大会の日。参加者にとっては1年間で一番大事な日である。
それにも関わらず何故か娘の結婚式を入れたりする父親や裁判に出廷する弁護士。当日になって慌てふためき急いで向かう謎。1年前から決まっているのだから調整しろよ、予定入れるなよと強く言いたい笑

場末の酒場、兼宿場で繰り広げられるポーカー大会。そこにメレディスファミリーの登場。ファミリーと言ってもマフィアではなく夫、妻、息子のごく普通の3人家族。夫(ヘンリーフォンダ)がこれまた無類のポーカー好きで妻が出かけている事をいい事に虎の子の金を出し、例のポーカーに参加。何も知らない妻、騒ぐ息子をよそにテーブルへ着くのだった。

案の定メレディスは負けが続き、やけのやんぱち状態
しかしここぞと思ったところで大きく出るも発作が起き運ばれて行く。
現れた妻メアリー(ジョアンウッドワード)が事の重大さ気づき
夫の代わりにポーカーへ参加する
しかしこの方、一度もポーカーをやった事が無くルールも知らない。
さてどうなる





ネタバレ







妻メアリーがルールがわからず、それが返って相手に読まれにくく勝ち進む展開になるのかなと思ってました。

銀行に金を借りに行き、その担保がトランプの持ち札にするとは頭がキレる奥さんですね。

いや

いや

それだけでなくラストが驚く
メアリー役のジョアンウッドワードのあの純朴な優しい顔が変わります。
女狐になってましたね汗
化かされたテキサスの5人

ポーカーはいい札を持っているからと言って、必ず大きく勝てると限らない。
如何にして相手から沢山の金を引き出せるかがテクニックの見せ所で醍醐味。
そんなポーカーのルールを知らない人でも楽しめる作品と言うより、むしろポーカーを知らない人の方が楽しめる作品でした。

終わってみたらオーシャンズ版テキサスの5人という感じ。
ポールマッカートニーの「Say Say Say」が合いそうな終わり方でした。