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幻の女のkazu1961のレビュー・感想・評価

幻の女(1944年製作の映画)
4.0
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-670 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋主人公はアラン・カーティスかと思われたオープニングから、秘書のエラ・レインズに引き継ぐプロットの転換からが面白くグイグイ惹き込まれました。E・クック・Jrが怪演するドラムのシーンでのエラ・レインズのセクシャルな演技とその演出が素晴らしい!!ストーリー展開も犯人が分かってからの緊張感が半端なし。フィルム・ノワールの世界観を持った惹き込まれるサスペンス作品です。

🖋 本作、 ウィリアン・アイリッシュの同名小説の映画化で、スリラー作品を得意とするロバート・シオドマクが監督。フィルム・ノワールとスリラーの傑作を連発する、凄い監督ですね。バーテンダー尾行シーンの濡れた舗道や列車のホームの夜の表現など陰影を活かした夜の映像がかっこ良い!!

😨Story:(参考:allcinema )
バーで知り合った見知らぬ女とショウを観た後、帰宅したスコット(A・カーティス)を待っていたのは殺された妻の死体と刑事たちだった。彼はアリバイの証人として昨夜一緒だった女を探すが、彼女の手掛かりがないばかりか、彼女を見ているはずの人間が口を揃えてそんな女は見た事がないと言う。スコットの秘書キャロル(E・レインズ)は、事件に懐疑的なバージェス警部(T・ゴメス)と、スコットの親友ジャック(F・トーン)の協力を得て、“幻の女”の足取りを追うのだが……。

🔸Database🔸
・邦題 :『幻の女(1944)』
・原題 :『Phantom Lady』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1944
・日本公開 : 1951/04/17
・上映時間 : 87分
・受賞 : ※※※
・監督 : ロバート・シオドマク
・脚本 : バーナード・C・ショーンフェルド
・原作 : ウィリアム・アイリッシュ
『幻の女』
・撮影 : ウディ・ブレデル
・音楽 : ハンス・J・サルター
・出演 : フランチョット・トーン、エラ・レインズ、アラン・カーティス

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「レベッカ」の脚色者ジョーン・ハリソンの製作になる1944年度作品でウィリアム・アイリッシュの同名の探偵小説から、バーナード・C・ショーエンフェルドが脚色、「容疑者(1944)」のロバート・シオドマクが監督に当たった。撮影は「ドン・ファンの冒険」のウディ・ブレデル、音楽は「夜の悪魔」のハンス・J・サルター。「熱砂の秘密」のフランチョット・トーン、「駆潜艇K-225」のエラ・レインズ、「目撃者(1936)」のアラン・カーティスを中心に「星は輝く」のトーマス・ゴメス、フェイ・ヘレム、アウロラらが助演する。
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