帽子箱を持った少女に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『帽子箱を持った少女』に投稿された感想・評価

m

mの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

通常、帽子は頭上に居を構え、靴は足元の地盤として役割を担うが、奇妙な運命はこの規則を逆転させてしまっている。実際、ナターシャとイリヤがモスクワ行きの列車内で出逢い、彼が彼女の帽子箱に入った帽子を踏み…

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良い!指から血が出て婚約者に舐めてもらったことに味をしめて針で唇を刺してキスさせようとするアンナ・ステン!これ全然狂気とかじゃなくて万人が微笑む良いシーン。
mare

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3.5

念願のボリス・バルネット。とにかくキュートでお茶目で秒速で過ぎていくサイレントコメディ映画。この時代の映画は道徳的な作品が多くて、お金と幸せという普遍的で人間を悩ませ続ける二項対立が、リズミカルなア…

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ぴよ

ぴよの感想・評価

5.0
活弁:山崎バニラ

鑑賞日を特定できる映画で最古を更新。
(タイトルちゃんと覚えてた。)
引きのショットが面白かった記憶。

宝くじの国策映画だという情報も覚えてる。
zhenli13

zhenli13の感想・評価

4.4

やっと観た!楽しい!そして速い!速いしパパパパッとカット割りされるところなどが結構あって躍動している。かと思えばロングショットの画面の上のほうに設定された地平線を駅員が右から左へあたふた走り抜ける。…

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アノ

アノの感想・評価

4.2

デカい武器持ってる女の子が可愛いように、デカい帽子箱を持ち歩いている女の子も可愛い。
駅のベンチ下に潜むイワン・コワリ・サムポルスキーがアンナ・ステンが来てからも少し蠢いている姿が見えるの、こういう…

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解説不要。
ジャンルとしての映画の可能性をスターリンが権力を掌握していた旧ソ連時代に、(喜劇)を自分の双肩にかけて追求した勇気は賞賛に値します。
21世紀の現在、バルネットの映画を観れる事自体に幸福…

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最高。言わずもがなキスではあるんだけど、むしろノールック裁縫に感謝したい。

ボリス・バルネット監督作品初鑑賞。
10年以上積んでた円盤をようやく観た。

ランタイムの短いサイレントって程度にしか思わずに観始めたが、実のところ宝くじ付き国債を売るための宣伝映画と言う側面もある…

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「国境の町」(1933)で知られる戦前ロシアの名匠ボリス・バルネットの単独監督デビュー作。雪のモスクワが舞台のドタバタ・コメディ。

帽子職人のナターシャは、帽子店へ卸に行く列車の中で貧しい学生イリ…

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