デニーロとホフマンの極上演技合戦。この二人がスクリーンで掛け合ってるだけで背筋がピンとなる。演技がうますぎて終始ニヤニヤしてしまった。数往年あまたの俳優がゲイ役を演じてきたが、ホフマンは群を抜いて役に馴染んでる。話は、元警察のデニーロが、二階に住むドラッグクイーンのホフマンに嫌気が差している、そんななか三階に住む男女がお金を盗んだ疑惑でギャングのボスにより射殺。銃声を聞いたデニーロは3階に向かおうとするが、脳卒中で半身不随に。大好きだったタンゴも踊れなくなり人生に失望するデニーロは、リハビリのためゲイのホフマンに歌のレッスンを申し込むことに。。もうこの設定だけ笑けてくるわw 最後のエンドクレジットの映像は映画史に残るほどのすがすがしさに溢れている。と、同時にホフマンがもういない現実に対し悲しみがこみ上げる。