Yukiko

終電車のYukikoのレビュー・感想・評価

終電車(1980年製作の映画)
3.9
2021年9月6日   NHKBS放送録画
『終電車』   1980年フランス制作
監督、フランソワ・トリュフォー。
この監督さんの『華氏451』を観たことがある。

第2次世界大戦中のフランス、パリ。
ナチス占領下。
マリオン(カトリーヌ・ドヌーヴ)はモンマルトル劇場を夫に
代わって切り盛りする女優。
夫はユダヤ人で南米に逃亡したと言われている。
新作「消えた女」の上演に、新たな俳優ベルナール・
グランジェ(ジェラール・ドパルデュー)が加わる。
そして、上演の初日を迎えるが・・・・。


上演の初日、観ている此方までドキドキとしてくるような
初日の緊迫感が伝わってくる。
成功するか、何らか失敗するか??

カトリーヌ・ドヌーヴさんの金髪が相変わらずきれい、見事。
ふさふさしている。加えて若い!
この映画が一番お綺麗な頃の上に、演技の円熟味も増した
頃なのかな。37歳の頃。

ジェラール・ドパルデューさんも、32歳の頃の出演。 
クセもなく、体格良すぎることもなく、程好い頃の出演(^^♪

トリュフォー監督の最大のヒット映画と言われているので、
興味をもって観た。


映画は、劇場の地下に住む住人と、劇場の女優マリオン、
そして相手役の俳優ベルナールが絡んでいく。
大人の恋。

時はナチス占領下の頃なので、ナチス寄りの人達の
批評や嫌がらせがあり、それに反対するレジスタンスの
人達もいる。

なんとか終戦まで持ちこたえるか、この劇場・・・・・

原題「LE DERNIER METRO」 
訳は「最後の地下鉄」
Yukiko

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