ナチス占領下のパリ。
モンマルトル劇場の看板女優マリオン、夫で支配人兼演出家のルカ、そして新人俳優ベルナールを中心とした人間ドラマ。
フランスの国民的スター同士の共演、カトリーヌ・ドヌーヴの美貌と貫禄が観る者を圧倒する。
ジェラール・ドパルデューの曲者演技、冒頭の不器用なナンパシーンからねちっこい(笑)
私にはベルナールがただのエロ男😅にしか見えないが、実は彼にはもうひとつの別の顔があった。
一方のマリオンもユダヤ人のルカを密かに劇場地下に匿い、甲斐甲斐しく世話を焼いている。
夫婦の仲睦まじい姿が幾度となく描かれている為、彼女がベルナールに惹かれていたという下りは正直ポカン状態…Σ(゜д゜)
それも夫であるルカの口から知るとは💦
フランスはやはり恋愛に寛容な国と思わせる三角関係!?
ラストは何となく予想出来たが、ジョルジュ・ドルリューのテーマ曲をバックにしたエンディングに思わずジ~ンときた。