みかん

トップガンのみかんのレビュー・感想・評価

トップガン(1986年製作の映画)
4.0
新作を全力で楽しむために、ますばこちらを!
有名な本作ですが、初観賞です。
見たことなくてもお馴染みの音楽に思わずテンションあがります。

トム・クルーズが若くて爽やか。
可愛らしささえある!
歳を重ねた今ももちろん素敵な俳優さんですが、青春青年っぷりがたまらん。

指命に、愛に、真っ直ぐに生きる。

無謀で直感と衝動で行動するマーベリックは、魅力的な反面、生き急いでいるような危うさがつきまとう。
そんな彼を一番気にかけていた親友を失い、自分がなぜパイロットとして命をかけて飛ぶのかを見つめ直す。
乗り越えた先のライバルとの信頼関係とか、人の繋がりにグッときた。
青春映画としてとても楽しめました!


以下は、気になったところ。

本作は戦闘機パイロット作品ですが、悲惨な戦争の側面は描かれない。
明確な敵も描かない。
この点は正直気になりました。
撃墜された戦闘機をみて複雑な気分にもなったので。。。
ただ、「THE RIVER」の記事に、時事的な地政学の概念を取り外し、キャラクター重視の物語として楽しめることが本作の魅力。てなことが書いてあって、すんなり受け入れられた気がしました。
本作を純粋に楽しんでよかったんだなって思えた。
世界情勢は目まぐるしく変化する。
本作に限らずですが、当時と今じゃ作品に込められた意図や、見る側の世代も違うと、評価が難しいなって感じました。

個人的には、映画としてとても良い作品でした。

新作は明日見に行くので、楽しみ!
みかん

みかん