とか26

トップガンのとか26のネタバレレビュー・内容・結末

トップガン(1986年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

面白いところ何にも無くてビックリした…。
心臓に悪いので、二度とビックリさせないでほしい。

打倒アイスマンを目的に話が進むんだけど、
本来マーヴェリックが倒すべき相手って
アイスマンなんかじゃなくて敵の機体なので
まずその点からして違和感。
全編通して敵の機体に乗ってるのが
どんな人間なのかも全く描かれず不明瞭だから
敵を撃ち落とす一発一発への重みが
ゲームやってんのかってぐらい軽く、
相棒が死ぬ展開のシリアスさも違和感がすごい。

そもそも相棒のグース自体に、
死んで観客に悲しまれるほど
大きな存在感を作れてないのが問題。
グースなんて要らないから
アイスマンを強制的に相棒の位置に置いて、
仲の悪さで対立しながらも
命が懸かってるから嫌々協力していって
ようやく仲良くなったところで
アイスマンが死んでしまうって方が好み。

結局本編だと
なぁなぁで2人が仲良くなってるし、
最終戦で
マーヴェリックが敵前逃亡しかけたことで
アイスマンって人生最大の命の危機迎えてんのに
なんか勝ったあとはその場のノリで
マーヴェリックにハグしてて、
感心するぐらい理解に苦しみます。
アイスマンがマーヴェリックぶん殴って、
周りがドン引きしてる表情 映しながら
エンドロール突入した方がまだ理解できる。

あの最終戦も、
マーヴェリック来てくれ!ってほうで
引っ張ればいいのに、
マーヴェリック逃亡しないでくれ!ってほうで
引っ張ってるから猛烈にダサいです。
アイスマンが死んでしまう!ってところに、
決意に燃えるマーヴェリックが援護にきて
すかさず敵を倒したほうが絶対カッコよかった。

まとめてしまうと、
ライバルとの対立も恋愛の積み上げも
見てられないぐらい弱くて
しょうもなかったです。

ほかの1986年公開の映画 確認したけど、
【天空の城ラピュタ】だけ完成度 桁違いだった。
【トップガン】の親父関連の話、
ラピュタ過ぎる。

【スキャナーズ】の
マイケル・アイアンサイドさんが
けっこうガッツリ出てたのが
いちばんこころ湧いたポイントでした。

ありがとうございました。
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