80年代を代表するヒット作のひとつ。
米軍の戦闘機パイロットのうち、トップの1%が更にトップオブトップを決める航空学校トップガンを舞台に、若きエリートパイロットたちの青春を描いてます。
なにせ86年の映画なので、出てくる主役戦闘機はF14トムキャットです。可変翼が格好いいやつですよ。
そして、トム・クルーズが若い!
ヴァル・キルマーも若い!
メグ・ライアンも若すぎます!
さらに、全編を彩る80年代ミュージックの数々が、今聴くと結構はずかしい!
でも、いいんです。これが80年代です。MTVですよ!
ケニー・ロギンス、ベルリン・・・・・・もう何もかも皆なつかしいって感じですよ。
「デンジャーゾーン」のミュージックビデオ(昔はPVなんて言わなかったよ)は、よくボーリング場とかに置いてあったビデオジュークボックスで、100円いれて聴いたものです。
お話は、ハリウッドお得意の、よくある青春モノまんまなんですけど、それを米軍全面協力で戦闘機乗りの話として作ってしまったのが、当時画期的だったんですね。
本物の戦闘機がビュンビュン飛んで、本物のミサイルを撃っちゃうのが受け、更にMA1とかサングラスとかファッションも流行っちゃって、胡散臭い笑顔だけれどイケメン度は満点なトム・クルーズが一躍スターダムにのし上がっちゃって、まるでお祭り状態なヒット具合だったと記憶しています。
何もかもが、格好良かったんだよなあ。
日本人にはない、格好いい青春が、そこにあったんじゃないですかね。憧れが強すぎて、よせばいいのにすぐにパクって「ベストガイ」なんてゆうパチモノ映画を作ったけど。織田裕二主演で。
ノリノリでゴキゲンな映画なんですけど、クライマックスはいくらなんでもやりすぎというか、他国領空内でミグ戦闘機と戦ってしまうという展開。
しかも実弾でやりあって、ミグは4機も撃墜されてしまうわけですよ。米軍側もトムキャット一機を落とされちゃうし。
つまり、これって・・・・・・・戦争ですよね・・・汗
まあ、色々問題あるだろうけれど、格好いいから全て許そう!
テレビ放送、レンタルビデオ、セルブルーレイにて