午前十時の映画祭で初観賞。今年はこれがかかると言うので楽しみに待っていた。
個人的に映画でも音楽でも、あまりにもその時代の流行を追及したものは、その時代だからこそ輝くと思います。この作品はその最たるものの一つで、間違いなくエバーグリーンってジャンルではなく、当時“旬”だった映画なんだと強く感じました。
本作の公開は1986年。撮影当時が1年前と過程するなら1962年生まれのトム･クルーズは当時20代前半。カッコ良いって言うよりもはや“かわいい”ってレベル。今では見る影もないヴァル・キルマーの超絶男前だった時代もこの作品しっかり確認できます。
洋楽が一世を風靡した80年代当時、大流行した本作のサントラ。映画館の大音響で聞く主題歌や挿入歌は、演奏の音色やメロディが今聞くとややこっぱずかしいレベルｗデジタル全盛期の当時は、ベースもドラムも全部打ち込みってのが標準で、スタジオミュージシャンの暗黒時代でもありましたね。
話がそれましたが、要するにこれは公開当時に映画館で観てこそ価値がある作品だったなって思ったのでした。映像は確かに映画館で観るに値するものなので、そこはちゃんと楽しめましたよ。
