ぶらぴーにょ

アフガン零年のぶらぴーにょのレビュー・感想・評価

アフガン零年(2003年製作の映画)
3.0
2004年くらいに授業で観た映画。
なんだか急に思い出したので調べてみたら発見。
なんで美術の授業でこれを観たのかホント謎。

当時は中東なんて異世界だったから何が何だか。とりあえずひどい目に遭っていることしか分からなかった。大人になって観てみるとタリバンについて知っているからこそ理解が深まる。タリバンと言えば原理主義に基づく女性の権利の制限がよく知れ渡っている。
現在でも再び権力を持ったタリバンだが、その前の時代設定。女性しかいない家庭での経済状況は悲惨。働き手の男も儲かっているのはごくわずかで日課のお祈りも欠かさない。

男に扮装して働くことになった主人公だが、タリバンの学校にぶち込まれ、挙句の果てにはおじいさんの何番目か分からない妻になってしまう。
おばあちゃんが謎のおとぎ話をしなければ最悪誘拐されることはなかった…。

鉢植えに髪の毛を挿すシーンは印象的。
夢精の処理シーンであんなに尺取るのはよく分からん。
鶴の一声みたいな独断裁判で冒頭のジャーナリストが無残に死ぬ。
縄跳びは一体何を意味していたのか、見返しても分からんかった。