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新幹線大爆破のcのレビュー・感想・評価

新幹線大爆破(1975年製作の映画)
3.4
1500人の乗客の新幹線に付けられた爆弾。
80km以下に失速すると爆破してしまう。
必死で食い止めようとする警察と国鉄。対する主犯高倉健と仲間。

この作品は国内よりも海外での評価人気高いとか。wikipediaの情報量膨大でした。
邦画のアクションパニックムービーでこんなに面白い物を観たのは初めてです。
警察国鉄サイドVS犯人、逆に警察VS国鉄,そして国鉄内部。
それぞれの連携が噛み合わず、全くもって誰も仕事が上手く進まない。
博多までの間でなんとか爆破を止めなければ!
それが、警察のミスの連発でもうコントなのかと笑ってしまうほど。
爆破止められるのか、爆発してしまうのか?!それが最後まで予測付かずハラハラして面白い。

世代的に私は存じ上げない方ばかりですが、有名な大勢の俳優勢揃いの熱量、新幹線内部のこだわり、数秒の爆破シーンだけで2000万吹っ飛んだ等
それゆえの臨場感が素晴らしく、本当に豪華でよく出来た邦画でした。


全ての歌のシーンが冗長だったり、乗客のパニックが演技的にちょっと物足りなかったり、音楽がミスマッチに思えたりと気になるところが多々あっても高倉健の格好良さで帳消しになるんじゃないかな。

昔の映画って、いつも子供が可哀想。。。「パパじゃないおじさんだ!」と庇ったいじらしい子供は一生大犯罪者の子供として生きていかなきゃなのに、効果的に使ったら子供ほったらかしちゃう。
貧乏が負の原動力になってしまう映画多い。
「スピード」は途中脱落、私には日本人としてこっちの方が面白かった。
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