ずが

新幹線大爆破のずがのネタバレレビュー・内容・結末

新幹線大爆破(1975年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

リメイク版がNetflixで配信されましたがオリジナルの方を観れてなかったので鑑賞。

主演、高倉健。新幹線に爆弾を仕掛けて乗客1500人を人質に大金を要求する。犯行グループと国鉄本社公安本部の駆け引きが面白い。1500人の命を考えればとりあえず取引に応じるのが最善なのに毎回直前で捕まえようとしてミスる警察が無能だった。犯行グループのリーダーである沖田は抜かりなく電話の逆探知も交わしていくが最後にバレる原因になったのは自分の息子だったのがなんとも皮肉な天の罰。

最終的に爆弾は解除出来たものの、もうひとつあるかもしれない2分の1の状況で被害の拡大を考えて停止を命じた倉持運転司令長が本来の1500人の命を守るつもりだったのに自分がテレビで訴える放送を観て真逆の行動をした自分に絶望するシーンは鳥肌だった。
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